ぶらり沖縄一人旅(その3)

a0014651_232244.jpg11月6日(3日目)

今朝は小鳥たちの声で目が覚めた。ベランダに出ると昨日の朝より晴れている。
今日も暑くなりそうだ。フッと隣に目をやると朝の一服をしているおじさんが・・・。
恥ずかしくなってペコッとお辞儀してそそくさと部屋に入る。(^_^;)
今日は旅行最終日。チェックアウトは12時までにすればいい。
早々に朝食を済ませ大体の荷物をまとめる。

8時30分、北谷近くの安良波ビーチへ行ってみよう。
ここから眺める夕日が良いらしいけど残念ながら見る事無く帰らなければ。
それにしても真っ直ぐに続く白い砂浜は眩しいくらいに綺麗。
私の他にはノンビリ釣りをしている地元住人らしいオジサン3人のみ、
規則的な波音とオジサン達の話し声以外聞こえてこない。
心癒される思いでいた。

例によって貝殻探し。かがみこんで探していると
「お嬢さんお嬢さん、何してんの?」
釣りをしているオジサンが話し掛けてきた。
貝を拾ってんのというと、じゃこっち来てみなと手招きされた。
「はい、これあげるよ」
ビニール袋には大きめの貝殻がいくつも入っていた。
お礼を言ってありがたく頂戴すると、おじさんは真っ黒で深いしわ顔を
くしゃくしゃにして喜んでくれた。
どこから来たのか、自分も東京に出稼ぎに行ったなどの話をしてくれた。
釣れた魚(すごく大きい!)を見せてくれたりしてるうち、急に真っ黒い雲が広がってきた。
「こりゃひと雨降るな、お嬢さんもう帰った方がええぞ」
少しの間にザーッと雨が降ってきた。
雨宿りをして過ごしていると15分くらいで歩けるくらいになってきたので、
そろそろホテルに戻るとしますか。
さっきのオジサンも釣り場に戻るところみたいで、私が手を振った。
オジサンも片手を高く上げて振り返してくれた。
オジサン、いい人だ。(*^。^*)

すっかり汗を掻いてしまったのでシャワーを浴びる。

そうだ、ツアーで取った飛行機のチケットだけど早い便に振り替えてくれるのかしら?
時間はあるのだし一度空港に寄って聞いてみよう。
ついでにロッカーに重い荷物を預けて那覇市内に戻れば手軽でいいじゃん♪

身支度を整えてチェックアウト。バスの時間までまだあるからショップで
お買い物をして、ソファーで本を読んで寛ぐ。

しばらくして携帯に母親から電話が入る。

母「良かった~生きていたのね!」
私「はっ???」

私が旅立つ前日に一人旅に出ると言ったのでもしやして自殺でも・・・?
と勝手な憶測をしていたようでした。(笑)
ゴメンネ、母よ。お土産買ってくからこんな放蕩娘を許しておくれ。

そろそろ時間かと思いバス停へ、しかーしウッカリ違う時刻表を見ていたみたいで、
乗りたいバスは既に発車してしまった後。
しょうがないので歩いて国道58号線沿いまで出てバスに乗る。

折りしも昼時、お腹が空いてしまったので途中下車。
A&Wでハンバーガーでランチにしよう。昨夜断念したルートビアーが
目に入る。
カウンター内のオバサンに(失礼!)エヘエヘ顔で聞いてみた。

「あのぉ、ルートビアって飲んだ事ないんですけどどうなんでしょうねぇ」

「お客様っ!そういう方にこそぜひ飲んで頂きたいですっ!」

そう言ってキンキンに冷えたグラスに半分ほど注いで試飲させてくれた。
見た目は泡立った茶色いビール、ドイツビールみたい。
ゴクッゴクッと飲んで見た、すると・・・「???」
なんていうか、甘くて・・・漢方、薬みたいな味がするぞ。
「え・・・っとぉ。アイスコーヒーでいいです」
でもおばさん、いい人だ。(*^。^*)
アイスコーヒーとチーズバーガーを頼んで、すっかり満腹。
すっかり汗も引いたのでバスに乗って空港を目指す。

カウンターのお姉さんに早い便に振り替えてもらえるのか聞いてみた。
「はい、お調べしてみてお席が空いているようでしたら可能ですよ」
うおー嬉しい、聞いて見るものだ!
21時15分→20時10分にしてもらえた。1時間も早いと羽田に着いても余裕で帰れる。
ゆいレールで那覇市内へ戻り心置きなく買い物をしよう。

「県庁前」駅で降りると国際通りの入口になるのでがっつり散策。
どこの店も同じような内容なのだけど微妙に値段が違ったりするので侮れない。このミミガーは450円で一番安い、ここで買いでしょう!(笑)

そうこうしてるうちに小腹が空いてしまった。時間は4時過ぎ。
沖縄に来て沖縄そばをまだ食べてないと思って「ていだ」という店に入る。
実は見た目に美味しくなさそう・・・なんて印象を抱いていたのだけど、
一口食べてビックリ!「おいひぃ~~~♪」
かつおの出汁がよくきいていて濃厚、でもさっぱり。麺はシコシコのツルツルで豚の三枚肉は柔らかく甘辛。あー食べて良かった♪本当ならゴーヤチャンプルーも食べて行きたかったんだけど、東京でも食べられるだろうと断念。後友達に言うと、
「バッカだな、沖縄のゴーヤはちょっと違うんだよ」と言われた。
えっえっ、そうなのか? 激ガッカリ・・・

ご当地お菓子や豚の角煮、シーサーの置物。市場でシークワーサーや生ジュースを買う。市場にいるついでに初日にお邪魔した「海ぶどうや」のママに
挨拶をして帰ろう。見当を付けて角を曲がるもやはりここはどこ?状態。出来る奴の振りせず真っ当に行けってことね、ハイ。(^_^;)

入り口をくぐりママに手を振る私。どなた?って顔をしていたママも
「あ・・・あっら~?!」
と思い出してくれた。
「これから帰るんです。こちらに寄らせてもらった後いい事ばかりで是非お礼を言ってから帰ろうと思って・・・」
と言うと、こっちにも良い事があったのよーと喜んで迎えてくれた。
やっぱりもう一度来て良かった。こんなに喜んでくれるなんて!
ここの海ぶどうを2パック買って、サヨナラをした。

空港に向かい荷物を引き取って、少しうす暗くなってきた空を見上げて、あと数時間で沖縄を後にするんだなと思うと少し寂しくなった。

私がこの旅で得たもの。
自分で何かが出来た事、チャレンジ、小さな冒険、自信、癒し、人との触れ合い、記憶。。。。。
ちょっとは大きくなったかな。
何となく逃避行したくなった最初の気持ちも、今は沖縄の空のように広く大きく膨らんで晴れ晴れとしている。

今度行く時は首里城や焼き物(器)巡りなどの観光で来たいな。

沖縄のテーゲーに癒され、ちゅらさんになれたかな?(笑)


 *おわり*
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by kana-wan | 2004-04-18 23:23 | *沖縄 2003・秋  

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