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旧朝香宮邸のアール・デコ展 その1


東京都庭園美術館で催されている「旧朝香宮邸のアール・デコ展」公開は10月1日までとあって、今週の平日に急いで行きました。前回訪問した時に開催を知っていながらつい延ばし延ばしにして慌てて駆けつける私の悪い癖です。(^^ゞ

これまで非公開であった1階「小客室」の改修工事完了に伴い、限定エリアでの館内撮影が可能な建物公開展です。所有肖像権の発生する展示品や部屋は撮影出来ず限定エリアだけとなりますが、それでもアールデコのため息のつくような様式をカメラに収められると思うと嬉しくなります。

旧朝香宮邸のアール・デコ展 その1_a0014651_20405399.jpg旧朝香宮邸のアール・デコ展 その1_a0014651_204142.jpg正面玄関にはルネ・ラリックによるガラスレリーフと美しい模様のモザイクタイル。
次の間のど真ん中に佇むこれは「香水塔」
上部の照明内部に香水を施し、照明の熱で香りを漂わせるそうです。お客様を香りで出迎えるなんてお洒落ですね。


旧朝香宮邸のアール・デコ展 その1_a0014651_2125498.jpg旧朝香宮邸のアール・デコ展 その1_a0014651_2133950.jpg(右)玄関側の小客室。緑の壁に花柄のカーテンが可愛い。シックな家具でまとまってます。その隣りは改修工事で非公開だった小客室ですが小さな空間で人がいたのでうまく写真が撮れず残念。
(左)大客室。豪華なシャンデリアが目を惹きます。


旧朝香宮邸のアール・デコ展 その1_a0014651_21483376.jpg旧朝香宮邸のアール・デコ展 その1_a0014651_21484655.jpg曲線と直線と模様の組み合わさったモダンなラジエーターキャップ、無機質に見えないところがスゴイです。
鏡扉はお部屋の質をさらに高めているような品のある存在感です。
どちらも直線と曲線の幾何学な模様がアールデコっぽくていいなぁ。

by kana-wan | 2006-09-30 21:59 | 日常  

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