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『ラブ・アクチュアリー』

『ラブ・アクチュアリー』_a0014651_16514.jpgクリスマス目前のロンドンを舞台に、様々な19人の男女が織りなす恋愛模様。ユーモアとウィットに飛んだ会話と心温まる&切なくなるエピソード。
新たに英国の首相となったデヴィッド(ヒュー・グラント)は秘書のナタリー(マルティン・マカッチョン)に一目惚れ。最愛の妻を亡くした男(リーアム・ニーソン)が初恋が原因とも知らず元気をなくした義理の息子(トーマス・サングスター)に気を揉み片思いのサポートを。恋人に裏切られ傷心の作家(コリン・ファース)は言葉の通じないポルトガル人家政婦に恋をしてしまう。夫(アラン・リックマン)の不審な行動に妻(エマ・トンプソン)の疑惑が芽生え、内気なOL(ローラ・リニー)の2年7ヵ月の片想いは新たな展開を迎えようとしていた…。

年令も職種も違う男女の恋物語は、誰かに共感できるというより
どの人の恋愛にも共感できるエピソードばかり。
これだけ出演者が多いとどうなの?って思うかもしれないけど
135分も苦痛にならない程よく出来てました。
ビートルズの"All you need is LOVE″や
ベイシティーローラーズの"Bye Bye Baby″など
愛を歌う曲が効果的に使われてて音楽もいい。
クライマックスのクリスマスの夜はそれぞれの愛の形があるのだけど・・・

私がいちばん気に入ったエピソードは、親友の花嫁を好きになってしまう新鋭画家マーク(アンドリュー・リンカーン)
親友ピーターの花嫁であるジュリエッタに恋しているマーク、その想いを秘めたまま介添え人を務める。ついついジュリエットによそよそしい態度を取ってしまう。それを「嫌い」のサインだと勘違いしたジュリエットは、なんとか彼と友達になろうと、結婚式のビデオを見せてもらう口実のもと、マークのアパートを訪ねる。そこで彼女が目にしたのは、自分の姿ばかりを追いかけたビデオの映像だった。秘めた思いがバレてしまい、気まずいマーク。クリスマスの夜、意を決したマークはとても素敵な告白をする。切ないけど、でも納得の「愛」でした。

by kana-wan | 2004-07-01 16:06 | 映画  

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