人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』 

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』 _a0014651_14164815.jpgデイヴィ・ジョーンズの心臓を手中に収め強大な支配力を得た東インド会社のベケット卿は、世界制覇を目論み次々と海賊たちを撃破、ついに海賊の時代は終焉を迎えようとしていた。そこで海賊たちは、最後の望みである“伝説の海賊”9人を招集し、世界中の海賊たちによる全面対決に挑むことに。しかし、その9人のうちのひとりが生死不明のジャック・スパロウだと判明。やがて、ウィルやエリザベスたちは、溺死した船乗りが囚われているという“デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー”にジャックがいると確信し、救出に向かうのだが…。


遅まきながらやっと映画を観て来た。
3時間の長丁場、いろんな人が難しかったと言うように難解なところがアチラコチラ。
味のある脇役陣に新たなストーリーを加え脚光を当てたことで話がいろいろあり過ぎ~。
各主要人物の私利私欲による裏切りや騙し合い、鞍替えなんかが激しくて頭の中がゴチャゴチャ~。いったい今誰と誰が味方で敵なのかってのが追いついて行きまへん。(@_@)





これ、要らなくない?って観てて思ったのが、シンガポールの海賊オ・フェン演じるチョウ・チュンファ。「世界の果て」まで行ける海図を持っているという以外話の絡みがほとんどなく死んじゃって、ポスターになるほど主要キャラだっただろうか・・・?
デイビィ・ジョーンズとカリプソとの過去の恋愛秘話もなんだかなぁ~。
所詮デイビィ・ジョーンズも海賊である前にひとりの男だったのね。(しかも実は結構な男前だった)変に人間味があってあのタコキャラが薄まっちゃったじゃないの。
それと、ジャックが妄想し過ぎると出てくる(笑)ジャックの分身達。
まぁひとりひとりコミカルな動きとかしちゃってそれをいちいち撮っていたんだろうと思うと可笑しくなるけど、話の筋としてはあまり可笑しくはなかったかな。
3の線で行くジャックは前作2の方が良かったな。

とにかく盛りだくさんなだけに???がいっぱい。

あれぇ、クラーケンって死んじゃってるね。
おや、エリザベスのお父さんっていつの間に死んじゃってたんだ?
もしや最初に出てきた子役とエンドロール後に出てきた子役って同じ!?
ウィルのお父さんは呪いが解け晴れて人間に戻ったけど、フライング・ダッチマン号に人間がそのまま残れるものなの?

などなど。

一番納得いかないのが、エリザベスとウィルがめでたく結ばれた~のはいいけど、ウィルが
「フライング・ダッチマン号」の船長になってしまった~!ってことは10年に一度しか陸でエリザベスと愛し合えないってことじゃん!え~~~、もっと普通に結ばれて欲しかった。

この映画の裏醍醐味は何気ないキャラの面白いところ。
バルボッサの相棒のお猿さんが大活躍ですーっごく可愛いの♪
あれってハリウッド得意の機械?それとも本物?めっちゃ芸達者なんですけど。
ジャックの仲間回航士のギブス、見事敵を倒し喜ぶ仲間を見てジャックは「俺の帽子も投げろ」と差出すけど「よし、拾って来い」って!(ヒドッ)笑顔がすぐ固まるギブスに大笑いよ。
大笑いと言えば、バルボッサの立派な望遠鏡にライバル視して(ジャックのはどう頑張って伸ばしても小さな望遠鏡だった)その後見事ヨレヨレだけどバルボッサより大きな望遠鏡を取り出したジャックにも笑えた。

盛りだくさんな内容だったけど最後は原点に戻って、ブラックパール号をまた取られたジャックが放浪の旅に出る。
だけどタダでは転びません。貴重な海図の中心部分をくり抜いておいたんですねぇ。
その海図が指し示すアドバイスに向かってジャックは航海に出るんだけど、これが次作品につながるのかどうかは・・・どうなるんでしょうね。もし4があったら楽しみです。


友達がエンドロールを観た後沸いた疑問
『今までのフライング・ダッチマン号の船員など貝殻とか引っ付いちゃって凄かったけどウィルもそうなっちゃうの!?→10年後のウィルはいい男のままだったけど・・・』 
『ラストシーンで初めて結ばれたウィルとエリザベス、その後エンドロールでは大きくなった子供が→ すごい”一発命中”だね(爆)』

by kana-wan | 2007-07-10 17:32 | 映画  

<< ドタバタ☆Hawaii 2度目... 読者プレゼントいたします♪ >>