カンボジア・アンコール遺跡の旅 【アンコール・トム バイヨン編】
2006年 09月 28日
アンコールワットの朝陽から戻って来ましたが、部屋に戻って落ち着く間もなく支度をしてすぐに朝食に向かいました。
今日はアンコールトム遺跡を見て廻る予定です。8時半にロビーでガイドのChinさんと待ち合わせ、今日のスケジュールを確認。午後からの自由時間はトンレサップ湖での船上生活を観光して、ABちゃんのリクエスト「クメール伝統織物研究所」に連れて行ってもらうことにしました。
アンコールトムは高さ8m、周囲12kmもの城壁に囲まれた大きな町(トム)とも呼ばれる遺跡の集まりで、バイヨン寺院を中心に王宮やライ王のテラス、象のテラス、バプーオン遺跡などがあります。
アンコール・ワットからバイヨンへと続く道上に建つ南大門の入り口の両側には、神々(左)と阿修羅(右)になっている。ナーガ(蛇神)の胴体を綱引きのように引き合う像(54体ずつ計108体)が出迎えてくれてます。
門の上に造られた四面塔。顔の大きさは長さだけでも約3mはあるという。
門入り口は象が通れるくらいの幅に合わせているので、近年増え続けている観光の車によって両脇の壁が削られたり壊されたりという被害が目立つようになったので、最近は大型車での乗り入れが禁止になり歩いて中まで行かなくてはならない決まりになったそうです。
遺跡のそこかしこで補修の跡が見られるのですが、古い遺跡に張り付けたように違和感のあるコンクリや木の板などが痛々しく、もっと上手な保存・共存の仕方はないものでしょうかね。
バイヨン寺院に到着。ここは南側。
回廊の天井はほとんど崩れ落ち柱しか残ってないのがビックリ。
塔という塔が人面塔(観音菩薩の四面塔)になっていて全部で54もあります。
第二層のテラスでは見る位置によって3つの菩薩の顔が並んで見えます。
遺跡では角度や見かたによっていろんな姿を変えて見せてくれるので、ガイドさんが付いているとそういう点で教えてくれるから面白い発見があって良かったです。
でも案内してくれる都合上、自分たちのペースで進めないのがちょっと難点。
それでも他の観光客と一緒に周るツアーではないのでまだいいのかもしれません。
某アジア国から来た団体は超・超・超ハイペース&強引で、ドヤドヤ来られると轢かれそうで
怖かった・・・通り過ぎるまで端に避けるかルートを変えるかと言う程。(^^ゞ
ガイドのChinさんが、「ここに立って、横向いて、顔をもう少し上げて・・・・・」なんだか訳の分からぬうちに写真を撮ってくれました。なになに?と思って見てみると、OH~菩薩とキスをしている私がいるではないですか!
なるほどねぇ~。( ゚Д゚) ムホー
遠近法を利用して遠くにある菩薩の人面塔と私の(´З`)チェッ~コラボが出来上がりです♪
Chinさんは、うっとりと私のキス画面を見て
「kana-wanちゃんキレイね、い~ねぇ、い~ねぇ♪(*´д`*)」
と自分の唇をブチュっと突き出していたので
《゚Д゚》ゴラァァァァァァァァァァァァア!!
とデジカメを取り上げますた。
ヤレヤレ・・・・・
by kana-wan | 2006-09-28 13:24 | *カンボジア 2006・春